薄毛に鍼治療!?
皆さんは、鍼治療を受けたことがありますか?肩こりや腰痛、はたまた内臓の病気まで、その治療範囲は幅広いですよね。鍼灸師によると、外傷でも疾患でも、手遅れでない限り改善できない症状はないのだとか。
ということは薄毛の悩みも!?と期待してしまいますよね。そこで今話題の、育毛効果に特化した「梅花鍼(ばいかしん)」なるものについて、検証してみましょう。
「梅花鍼」って!?
ある薄毛の芸能人が使用し、薄毛を治したということで一躍有名になった「梅花鍼」。いったいどんなものなのでしょう?
「鍼」と聞くと、1本の細い針状のものを思い浮かべますが、「梅花鍼」はハンマーの形をしています。ハンマーの尖端には小さな鍼がたくさんついている面と、大きめの鍼が1本ついている面があり、発毛を促すには、鍼がさくさんついている方を頭に打ちつけます。
東洋医学的には抜け毛は腎と肝と関係が深いと考えられていて、鍼灸治療ではそれらを改善するツボに施術するのですが、「梅花鍼」は髪が薄くなったところを直接叩きます。そうすると頭皮の修復機能が働いて血行が促進され、毛の栄養状態が改善されるのだそうです。
「梅花鍼」は鍼灸師が鍼治療で使う一般的な鍼とは異なる「皮膚鍼」という鍼の種類で、皮膚への刺激で症状の改善を図るものなので、どうしても痛みや出血がともないます。
痛そうだけど「梅花鍼」って効くの!?
痛みと出血をともなう治療なので、治すという強い意志と根気が必要となります。ですから途中で挫折する人も多いのですが、続けた人からは「効果があった!」「生えてきた!」という喜びの声が聞かれます。実際、テレビ番組でも芸能人が効果を証明しています。
根気よく叩き続けていくと、まず縮れた髪が、続いて産毛が生え、その後に芯のある大人の髪の毛が生えてくるそうです。そう聞くと、痛みや出血もなんのその!という気持ちになりますよね。
ただ、頭皮を傷つけて治癒力を引き出し、毛根の状態をよくしていくという方法なので、修復機能がかなり衰えていたり、叩きすぎて修復できないほどのダメージを与えてしまったりすれば、効果は期待できません。力加減にも注意してください。
また、刺激に頭皮が慣れてしまっても効果が薄れるので、1日1回5分間まで、5日間続けたあとは2日間休むことが必要です。過度のダメージを与えないためにも、このお休みは大事です。5日間の途中でも、かさぶたができていれば1日お休みします。
感染予防のために、梅花鍼は頭が清潔なときに使いましょう。叩いたあとは、市販の消毒液で患部と梅花鍼を消毒しておき、1~2時間はシャンプーは控えます。
興味が湧いたらぜひ!
痛くて血が出るなんて少し怖いですが、東洋医学からの育毛のアプローチというのも、なかなか興味深いですよね。梅花鍼は3,000円前後で買えるリーズナブルなものなので、「とにかくいろいろ試してみたい!」という人はぜひトライしてみてください。
くれぐれも消毒とお休み期間を忘れず、叩きすぎにご注意を!
最もおすすめの育毛剤と言えば?
世界的に見ても、薄毛大国の日本。キマらないヘアスタイルで悩む人も多いでしょう。もし今はまだ大丈夫でも、育毛は手遅れになる前に始めるべきです。
育毛と言えばまずは“育毛剤”ですが、長く愛され続け、トップを独走している育毛剤を知っていますか?
とにかく一度、多くのファンを持つ“大人気の育毛剤”を試してみてはいかがでしょうか。