育毛には「血」が大事!?
よく育毛のためには、「血行をよくしなさい」とか「血をサラサラにするように」などといわれますが、血液って、そんなに髪の毛に関係があるのでしょうか?血液が薄毛の原因のひとつだとしたら、なんだかとっても気になりますよね!
まずは血流のお話
市販されている育毛剤には、血行を促進する成分が含まれているものが多いことに、お気づきでしたか?育毛には血液の流れが重要な意味を持つようですね。
毛根の奥にある毛母細胞は、血液によって運ばれてくる酸素や栄養を取り込み、細胞分裂をして髪の毛を作っていきます。ですから血流が滞ると、元気な髪の毛が作れなくなってしまいます。
ただ血流をよくしすぎると、男性ホルモンに含まれるテストステロンが活発になり、毛乳頭に潜む酵素(5αリダクターゼ)と結びついて、悪玉男性ホルモン(DHT)に変化しやすくなります。
これは毛母細胞の細胞分裂を妨害するはたらきを持った「悪玉」!ですから、酵素(5αリダクターゼ)をたくさん持つ体質の人は、血流改善が逆効果になってしまうことも。
とはいえ、毛母細胞には酸素と栄養は不可欠です。5αリダクターゼをたくさん持っている場合でも、血行を改善しながら、5αリダクターゼを抑える対策(育毛剤や服用薬)をとるのが理想的です。
薄毛と血液検査について
最近では血液検査によって、簡単に薄毛になりやすいかどうかの遺伝子を調べることができるようになりました。これによって、薄毛治療に使われる薬の効きやすさもわかるようです。
また、血液のミネラルバランスを診て、髪の毛の健康状態を知ることもできます。足りていない栄養がわかれば、対策が立てやすいですよね。費用は病院や検査内容にもよりますが、10,000円から30,000円ほどかかるようです。
また、普通の健康診断で行われる血液検査でも、ある程度薄毛のリスクがわかります。肝臓や腎臓の数値が悪ければ、問題のない人に比べて薄毛の可能性が高まるのは当然ですよね。健康でサラサラな血液ほど、毛根に栄養や酸素を潤沢に送ることができるのです。
ウソ?ホント?薄毛と血液型の関係
医学的な根拠は不明ですが、薄毛になりやすい血液型とそうでない血液型があるという統計結果があります。なんと、一番薄毛になりやすいのはO型で、なりにくいのはAB型のようです。
ただ、これはあくまで統計上のことですので、もちろん例外はあります。血液型はうんと特殊な要素がない限り変えられませんので、参考程度にとどめておきましょう。
やっぱり血は大事!
いかがでしたか?毛髪も体の一部。全身を巡って健康を維持する血液が大事なのは、あたりまえといえばあたりまえですよね。育毛のためにも、血行と血液の質を改善すべく、全身の健康を心がけましょう!
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