再生医療「ips細胞」の技術で育毛業界が大きく変わる!?

育毛業界を大きく変える!?再生医療「ips細胞」の育毛力を探る

医療界を沸かせた“ips細胞”の画期的発見があったのは2006年。京都大学の山中教授が作製に成功し、ノーベル賞を受賞するなど世界でも話題になりました。

“ips細胞”は医療の世界だけでなく、育毛業界にも応用が可能と言われており、毛髪再生医療に向けての研究も大詰めを迎えています。当初2018年を目途に事業化とされていた期限が迫る中、期待が高まる“ips細胞”を取り入れた育毛の概要についてまとめてみました。

毛根が無い部位でも育毛が出来る!それがips細胞が誇る育毛力

“ips細胞”は育毛業界に革命を起こすとまで言われていますが、いったい何がそんなにすごいのでしょうか?

簡単に言うと、髪が生える毛母細胞がない部位でも髪を生やすことができるということです。毛母細胞というのは、私たちが毛根という呼び方をする部位の根っこで、植物に例えるなら種のことです。通常、毛母細胞が細胞分裂を何度繰り返すことで、新しい毛が作られていきます。つまり、髪の毛が生える種部分=毛母細胞がない部位には、髪の毛は生えて来ないわけです。

毛髪の構造

しかし、“ips細胞”は、種部分がない部位にでも発毛が可能なのです。それはなぜか?

髪の毛を作り出す器官である“毛包”を作り出すことが出来るからです。“毛包”は胎児期に表皮の一部分から作られ、一度作られると新しく作られることがありません。そこで、“毛包”を無くした部位の髪の毛を再生することは不可能だとされていたのです。

しかし“ips細胞”は頭皮に移植してやると、生えないはずの部位にも新たな“毛包”を作り出し、育毛させることができます。

横浜国立大学でマウスを用いて行われた実験でも“毛包”を大量に作る実験が既に成功しています。この写真を見ると、実際にマウスに毛が生えているのが確認できますよね。

マウス実験

画像元:nlab.itmedia.co.jp

毛を作る器官である“毛包”のダメージが薄毛を生んでいた

“毛包”といってもいまいちピンと来ないかと思いますので、こちらの図をご覧ください。
毛母細胞などが中にある毛球を包んでいる筒状の部位のことです。

髪の毛のメカニズム

画像元:www.kamiyutaka.com

 

毛を作り出す器官である“毛包”をコントロールしているのが毛包幹細胞であり、図で見るとバルジという部位です。この毛包幹細胞がなんらかの原因でダメージを受け修復できなくなってしまうと、薄毛が進行してしまうのです。

一方“毛包”をコントロールしている毛包幹細胞が活性化されていれば、健康な髪の毛がどんどんと生えてきます。

“毛包”の根元には毛母細胞と毛乳頭という細胞があり、毛乳頭の刺激により毛母細胞が細胞分裂することで髪の毛は生えてきます。

つまり薄毛を生むのは“毛包”をコントロールする毛包幹細胞のダメージであり、育毛の促進は毛包幹細胞がキーを握っているのです。

このことからも分かるように、ダメージを受けて弱っている“毛包”はips細胞を用いて新しい“毛包”に換えてやると、育毛に繋げることは非常に簡単なこととなります。

このことがどれだけすごいことなのか、もう少し具体的にご紹介しましょう。

先ほどもご紹介した横浜国立大学で行われたマウスに“毛包”を作り出し、その背中に毛髪を生やすことに成功した例です。

毛母細胞は身体の中で最も細胞分裂が盛んなところで、1日に髪の毛の伸びる速度は0.4ミリですが、髪の毛は10万本もあり、合計では1ヵ月に1,200メートルも伸びるのです
引用元:www.kamiyutaka.com

“毛包”が再生できることで、これほどまでの育毛効果が表れるというのは非常に驚くべきことですよね。

髪の毛も再生するips細胞っていったい何?

では、ips細胞とはそもそも何なのか?というところを簡単にご紹介していきましょう。

私たちの身体の細胞に遺伝子を入れてやることで、人工的に細胞を作ることができる万能細胞です。万能細胞と呼ばれるだけあり、どんな細胞でも作ることが出来るのです。

具体的に例を出すと、大きな火傷を負ってしまった皮膚がips細胞を使えば、新しい綺麗な皮膚に再生ができます。また、病気になった臓器をips細胞を使い新しい臓器を作り、交換することも将来的に可能になると言われています。

そして髪の毛でいうと、髪の毛が生えて来なくなってしまった部位にでも、髪の毛を作る“毛包”を作り出し、髪の再生が可能となるわけです。

悪いもの、ダメになったものを新しく再生できるという意味合いで、ips細胞は再生医療を可能にすると言われているのです。

参考:iPS細胞の問題点とは?簡単に分かりやすく解説!

ips細胞による育毛実現のメリットとデメリットは?

ips細胞を使った再生医療も実現が近づいてきていますが、具体的に育毛においてはどのようなメリットがあり、またどんなデメリットが考えられるのかを知っておきましょう。

ips細胞は万能

ips細胞は、短期間で細胞の移植ができ、細胞自体も無制限に作ることが可能です。そしてその細胞が正常に分裂さえすれば、細胞が活性化し、どんどん髪の毛が生えてきます。

また、植毛はどうしても手術をする医師の技量に左右されますがips細胞は影響を受けません。

さらに、薄毛の治療薬として使用されるプロペシアやミノキシジルなどは男性機能に障害が出るという危険性もありますが、ips細胞の場合はその心配はもちろんありません。

また、ips細胞を利用すれば、いくつでも毛包を作り出せますので、世の中に薄毛がなくなることも夢ではありません。

ips細胞を用いた育毛は費用が高額

薄毛治療や育毛にかかる費用は、現在でも決して安いものではありません。しかし、ips細胞を用いた育毛の費用はケタ違いに高額だと言われています。

自毛植毛の場合、髪の毛1000本の移植を行うのに、数10万~200万円かかります。一方の ips細胞だとわずか1本で100万円程度とも言われています。

これは、マウスの細胞と、マウス細胞+ヒト細胞を組み合わせた細胞では、毛包を作る実験が成功していますが、ヒト細胞単体ではまだ実用化できる段階にまでは至っていない為です。

私たちの手が届く金額になる為には、ヒト細胞単体でも毛包の再生が可能になり、かつ現実的な髪の太さや長さ、量にまで成長させる必要があります。

現段階では、生えてくる髪の毛は実際の髪の毛の20分の1程度であり、例えるなら産毛程度にとどまっているようです。

育毛の未来~再生医療の最先端育毛「HARG療法」~

残念ながら、ips細胞を使った育毛は実用化手前ですが、ips細胞と同じ再生医療の最先端である「HARG療法」をご紹介しましょう。

ips細胞による育毛は毛包を作りだすことで、薄毛を解消させます。同じく「HARG療法」も毛包を再生することで、髪の毛を作り出す毛母細胞を刺激し発毛させる療法なのです。またその育毛率はなんと99%とも言われています。

「HARG療法」は医療機関でのみ行える再生医療です。そしてその治療法は、私たちの身体の様々な細胞や臓器にも成長することができる “幹細胞”から取り出した150種類以上もの成長因子を直接、注射器で頭皮に注入するのです。

発毛するまでの期間は早い人で1カ月、遅くとも3カ月で効果が期待できるのも大きなメリットだと言えるでしょう。

ips細胞と同じ再生医療である「HARG療法」がここまで高い効果をもたらしているとなると、ますますips細胞を使った育毛に期待が高まりますね。

参考:HARG(ハーグ)療法とは?

育毛剤も進化している!

毎日忙しくしていると、見逃してしまいがちですが、ふと髪が少なくなってきたなと感じてしまうものです。しかしまだまだ若く格好よくいたい!と誰もが思うものですね。

再生医療をはじめとする育毛技術も年々進化しており、同時に育毛剤の成分も非常に有効なものが増えてきています。

以前は抜け毛を予防するという程度だった育毛剤は、今や薄毛の症状にあった様々な種類が開発され、髪と頭皮のトータルでケアできるものも多く発売されています。

ips細胞による育毛の実現を待つ間も、私たちは年を取り、ストレスを抱えるなか、薄毛は避けて通れない問題です。できるだけ早いタイミングで育毛剤を利用し若さを保ちましょう。

最もおすすめの育毛剤と言えば?

世界的に見ても、薄毛大国の日本。キマらないヘアスタイルで悩む人も多いでしょう。もし今はまだ大丈夫でも、育毛は手遅れになる前に始めるべきです。

育毛と言えばまずは“育毛剤”ですが、長く愛され続け、トップを独走している育毛剤を知っていますか?

とにかく一度、多くのファンを持つ“大人気の育毛剤”を試してみてはいかがでしょうか。

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