白髪ってなぜ生えるの?
髪にはもともと色がついていて、その色素がない状態の髪が白髪だと思っていませんか。本来は、白髪が髪そのものなのです。
では、なぜ髪に色がつくのでしょうか。髪の毛は、頭皮内にある毛包から生まれます。毛包の内部には、毛乳頭という突起した部分があり、そこが毛細血管と繋がっています。ここから栄養分を髪に送っています。
毛乳頭の周りには、髪をつくる毛母細胞があり、毛乳頭から養分をうけとって髪を作り出しています。つくられた髪は、少しずつ上に押し上げられて、髪の毛が伸びるという現象になります。
このときに毛母細胞から作り出された髪は、白髪です。この白髪に、頭皮内で成長する過程でメラニン色素が取り込まれ、様々な色がついていきます。白髪は、メラニンがつかないまま成長してしまったものということになります。
メラノサイトと抜け毛の関係
メラニンをつくっているのは、メラノサイトという色素細胞になります。白髪が増えるということは、メラノサイトの働きが悪くなっていることを意味しています。
髪は、1本が永久に伸びるものではありありません。男性で3年から5年、女性では、少し長く4年から6年で寿命になり、抜けます。これが抜け毛です。しかし頭皮に生えている髪は、通常10万本から15万本と言われていますので、この寿命による抜け毛はいたって正常なものと言えます。
ぬけかわるときに、メラノサイトが正常に働いていないと、頭皮内において、メラノサイトが減少し、メラニンが髪につかず色がつかない髪、白髪が生えてしまうことになります。
毛髪の生え変わりの時期に頭皮が健康で、メラノサイトが正常に働くかがポイントということになるのです。言い換えれば、頭皮の健康を、白髪でみることができるということになりますね。
白髪と抜け毛は同じ原因
髪に色がつかないという現象は、実は、抜け毛や薄毛の原因と同じです。これらは、頭皮の血行が悪くなったために、栄養がうまくまわってないことによるからです。
白髪の原因をそのままにしておくと、結局抜け毛や薄毛の状況も悪くなるということになります。よく白髪の人ははげないという人がいます。しかしこのときの白髪は、頭皮の問題ではなく、老化からくる白髪なのです。
この白髪は、頭皮の状態が良い人が加齢とともに白髪が増えたというだけです。
では、頭皮の状態が良くないことが原因でできた白髪はどうなるのでしょうか。実は、これは、生えきらないうちに抜けていきます。その結果、薄毛や抜け毛だけが気になり、白髪は目立たないということになります。
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