太陽の光は育毛に関係がある!?
太陽の光に含まれる紫外線が、お肌を劣化させる原因のひとつということは、よく知られていますよね。UVケア商品がたくさん売られていることからも、多くの人が紫外線を避けようと奮闘している様子がわかるでしょう。
ところで、頭皮も肌の一部。薄毛予防のためにも、やはり紫外線対策は必要なのでしょうか!?また、日の光を浴びることは、髪に悪いことばかりなのでしょうか!?
紫外線はどうしてコワイの!?
太陽から地上に届く紫外線は、UVA波とUVB波があります。
UVB波は肌の表面を日焼けさせ、ダメージを与えます。これが繰り返されると、表皮はダメージに対抗できるよう、メラニンを生成し肌を厚くしていきます。そうなると表皮は分厚くして防御することやダメージを修復することに必死になり、頭皮本来のなめらかさを失って老化していきます。
もっと恐ろしいのはUVA波です。これは簡単にガラスをも通過してしまう性質を持ちますので、表皮はもちろん真皮をも通り抜け、肌の奥深くにある皮下細胞にまで届き、毛乳頭細胞や毛母細胞にまでダメージを与えてしまうのです。
紫外線は、晴れの日はもちろん、曇りや雨の日でも降り注いでいます。暑い季節だけでなく、冬にもしっかり肌に届きます。そして頭部は一番紫外線を浴びやすいところ。外に出るときは、蒸れない帽子やタオルなどで保護してあげましょう。
じゃあ、日光浴は厳禁!?
紫外線の害ばかりが注目されがちですが、太陽の光は育毛にも恩恵をもたらしてくれます。
日光に浴びると、体内にビタミンDが生成されることは皆さんも聞いたことがあるでしょう。
ビタミンDは頭皮の状態を健やかに保ち、毛包や毛幹を形成する細胞を刺激して髪の生産機能を向上させ、抜け毛を予防してくれます。アメリカの実験では、普通の状態では毛が生えない無毛マウスにビタミンDを与え、発毛させることに成功したようです。
このありがたいビタミンDは、食品からの摂取だけでは不足しがちなので、日光浴も必要になるのです。
「えっ、UVケアも必要だし、どうしたらいいの!?」と悩んでしまうところですが、ビタミンDを生成させるためには、体の一部に15~20秒ほど日光が当たれば充分なのです。頭部にしっかりUV対策をしながら、短時間の日光浴を実践しましょう。
そして精神面に与える影響も忘れてはなりません。毎日一定の時間日の光を浴びることによって、うつさえ改善させることができます。明るい気分は自律神経の働きをよくし、新陳代謝も活発にしてくれるので、発毛のためにもなるのですね!
いいとこ取りで育毛しよう!
太陽は、髪にいいことも悪いことももたらすことがわかりましたね。太陽なくしては生物は生きていけません。紫外線を上手に避けて、太陽の恵みをたっぷり受け取りましょう!
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